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ママさん歯科衛生士も働くしんくら歯科医院

「患者さんの幸せに寄与しなければ

意味がないんです」

院長紹介

医院のビジョン・診療に対する考え方

動画インタビュー:4分47秒

院長プロフィール

藤井 秀紀 (ふじい ひでのり)

出身地  : 倉敷市
生年月日 : 1965年1月30日
血液型  : A型
出身大学 : 岡山大学歯学部 卒業

毎年一度、DNOWというボランティア団体に参加し、ベトナムの子供達への歯科ボランティアを行っている。

(DNOW http://www.dnow.or.jp )

院長に聞く、自身のエピソード

藤井院長はCHP研究会という会の副代表をされていたとのことですが、この研究会について詳しく教えて頂けますか?
はい、このCHP研究会というのは全国で大体170くらいの歯科医院が参加している患者さん治療に関する研究会なんです。
本会の講師はもう引退していますが、今は僕は岡山支部の方に参加しているメンバーの新人研修を行っています。
患者さんとのコミュニケーションや治療の事で書籍も出したりしているんですよ。
ここで教えている事は、「どういう風に患者さんとの関係性を築いていくか」という事なんです。
例えばですけれど、「患者さんとちゃんとコミュニケーションを取りなさい」と言っても何をすればいいのか?と最初はなると思います。
ここでのコミュニケーションとは患者さんの考えていることをどう引き出していくのか、ということなんですね。
具体的な内容を教えて頂けますでしょうか?
僕らが一番よく伝えているのは「患者さんが何を求めているのか」分かっていますか?ということなんですね。
例えば、これはうちで実際にあった話ですが、ある患者さんが詰め物が外れたからと来られました。
でも、本当にその患者さんは詰め物が外れたから来られたのでしょうか??(笑) 
よくよく聞いていくと、詰め物が外れたのは2ヶ月も前だったんです。
さらに聞くと、別に痛くもないらしいんです。「詰め物が2ヶ月前に外れて」「痛くもないのに」なんで来たのだろう、という事なんですよ。
ではその方、なんで来られたと思いますか?(笑)

結果としてその方は、1週間後にフランス旅行に行く予定だったんです。
それでせかっく向こうでおいしいフランス料理を食べようとしているのに、穴が空いているので食べにくいし、それに、もし現地で痛くなったらどうしようか、と思われて来られた方だったんですよ。
なるほど、それは詳しく聞いていかないと分からないですね!
「詰め物が取れた」というのはあくまで表面上の主訴であって、その奥にはその人なりの理由が何かはあるんですね。
それをきちんと聞いておかないと、やる事が変わってきたりするんですよ。
このフランス旅行に行く方の場合ですと、通常と同じように削って、型取りとかしてしまうと、ひょっとしたら刺激して痛くなってしまうかもしれません。
痛くなってしまったら、そもそもの楽しいフランス旅行とおいしい料理が台無しになってしまいますよね。

でも患者さんってそこまで自分からは言わないんですよ。患者さん自身、自分で頭の中で整理できていない事が多いので、なんとなく来たけど自分で伝えられない。
だから歯科医院側はきちんとそこまで聞かないと、その人にとっての最良の治療ができないんですよ。

15年以上前の開業当時から予防に力を入れていたという事ですが、なぜでしょうか?
それはですね、私の通っていた岡山大学の予防歯科学講座におもしろい教授がいて、その先生が予防の話をいつもされていたんです。
予防歯科学の講座って、普通は統計から見た話ばかりなんですが、その先生は
『患者さんの幸せに寄与しなければ意味がない』
といつも言っていたんです。
「実際の現場の歯科治療では意味のない事が行われている」
「それが患者さんの幸せに寄与しない事であればやっても意味がない」
「治療をする側の都合でされている事がたくさんあって、それは意味がない」

とずっと言われていたので、この影響は僕にとって大きかったです。
それで開業したら自分は予防を中心とした医院を作ろうと学生の時から思っていました。
そうすると開業するまでは予防に力を入れている医院を回られていたのでしょうか?
というわけではないんです(笑)
卒業後は大学病院の外科に入りました。開業までは病院外科ばかりだったんですよ。
通常の歯の治療は開業医になってからでもできますが、外科処置は大学病院でないと学べないことがたくさんありますから。
あえて予防とは全く違う事を学ばれていたということですね?
そうですね。開業まではとことん外科でそこでしか積めない経験を積んでいました。

人の問題で困った事があったという時のお話を教えて頂けますでしょうか?
はい。実は私はある時点まで、「リーダーは極力裏方の仕事に徹していればいい。それがリーダーの役割だ。」という考えだったんです。
これが大間違いでした。
元々スタッフとはよく話す方なので、意思統一などはできていたんですが、
ただの「なかよしクラブ」になってしまっていたんです。
私がそういう環境にしてしまっていたんですね。
これだと患者さんにいい治療を続ける事が難しいです。
それが変わってきたのは何かキッカケがあったのでしょうか?
さすがにスタッフが増えてきた事もあり、このままではダメだと思いました。やっぱり言う事は言わなきゃダメなんだとか、組織としてある程度の上下関係をちゃんと作っておかないといけないんだとか、医院のクレドを作り上げたり、
何年もかけてですが色々と環境を整えていきました。
ただし、「じゃあ上の者には物も言えないのか」というような環境にはしたくなかったので、風通しの良い環境を崩さないように気を遣いながら進めていきました。
良い所は残しながら徐々に変えていったという事ですね?
そうですね。実際にうちは新人でもどんどん意見言いますし、ミーティングなんてめちゃめちゃ賑やかですよ(笑) うちはミーティングもスタッフ主導で進んでるんですよ。
賑やかな雰囲気になるような環境作りには常に力を入れています。
やっぱり仕事って楽しくないともったいないですから。